[ロイター] – ノキアの米国上場株は、その可能性を主張するアナリストの報道を受けて、Tモバイルがフィンランドの企業との提携をやめる予定はないと述べたことを受け、火曜日の時間外取引で約5%上昇した。
EJLワイヤレス・リサーチのアール・ラム氏がリンクトインへの投稿で、スウェーデン企業エリクソンを優先してTモバイルがノキアを売却する可能性があると述べたことを受け、ノキア株は約7%下落して取引を終えた。
Tモバイルは声明で「われわれはノキアとの協力関係を解消する決定はしておらず、これを示唆するメディアの報道はすべて虚偽である」と述べた。
ラム氏は投稿の中で、NokiaがT-Mobileのネットワーキングニーズに応えられないことと、Ericsson製品の優位性を指摘した。
「T-Mobileは当社のRANにおいてNokiaとEricssonの両社と協力しており、彼らは長年にわたって国内最大かつ最速の5Gネットワークの構築を支援してきた」とT-Mobileは述べた。
昨年、通信ライバルのAT&Tは通信ネットワークの構築にエリクソンを選択したが、これにより2026年末までに米国内の無線トラフィックの70%がカバーされ、北米市場におけるノキアの存在感が損なわれることになる。
(バンガロール在住ザヒール・カチュワラ記者)
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