(ブルームバーグ) — アドバンスト・マイクロ・デバイセズ社は、人工知能チップなどの新たな市場に再び注力する取り組みの一環として、約1,000人の人員削減を行っている。
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同社は水曜日の声明で、「当社のリソースを当社の最大の成長機会に合わせる一環として、多くの的を絞った措置を講じており、その結果、残念ながら全世界で従業員を約4%削減することになる」と述べた。
AMDは、Nvidia Corp.が独占する市場である人工知能プロセッサにリソースを注ぎ込み、データセンターや企業用パーソナルコンピュータの分野をさらに推し進めている。同社は従来、インテル社と競合する消費者向けPC向けプロセッサーに重点を置いていた。
このプロセスに詳しい関係者が非公開事項であるため匿名を条件に語ったところによると、人員削減は消費者向けPCやゲーム用PCなどの分野の営業職やマーケティング職に集中しているという。同社はカリフォルニア州サンタクララとオースティンに主なオフィスを構えており、全体としてはまだ採用を行っている。この人員削減はCRNによって先に報じられていた。
この動きは、シリコンバレーの長年の企業による他の人員削減に続くものだ。シスコシステムズ社は6000人以上の職を削減し、インテルは10万人以上の従業員の約15%を削減する。
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