[ロイター] – 次期米大統領ドナルド・トランプ氏は、自身が保有するトランプ・メディア&テクノロジー株を取消可能な信託に移した。
有価証券届出書によると、トランプ氏はトランプ・メディア&テクノロジーの発行済み株式の53%に相当する1億1,475万株を、同氏が唯一の受益者である取消可能な信託に譲渡した。
同氏の同社株は、株価の最終終値35.41ドルに基づいて40億ドル以上と評価された。
トランプ大統領は11月、Truthソーシャルメディアプラットフォームを所有する同社の株式を売却するつもりはないと述べた。
有価証券届出書によると、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が同信託の唯一の受託者で、同信託が保有する有価証券に対する議決権と投資権を単独で持っている。
トランプ・メディアの時価総額は約77億ドルに達しており、小売トレーダーらは2024年の米大統領選でトランプ氏勝利の代理として同株に賭けている。
金曜日の同社株は4%下落し、33.86ドルとなった。
(バンガロールにてシャシュワット・チャウハン記者、ショーナク・ダスグプタ編集)
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