(ロイター) – サウスウエスト航空は、利益回復と物言う投資家エリオット・インベストメント・マネジメントの要求に対抗する戦略の一環として、近いうちに厳しい決断を下す予定であると従業員に警告したとブルームバーグ・ニュースが土曜日に報じた。
同報道は、最高執行責任者アンドリュー・ワターソン氏が従業員に送ったビデオメッセージの記録を引用し、同社は収益を増やすために飛行ルートやスケジュールの変更を検討していると付け加えた。
報道によると、ワターソン氏は「もし個人として影響を受けるのであれば、あらかじめお詫びします」と述べ、今後の措置についての詳細は明かさなかったと付け加えた。
サウスウエスト航空はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
同航空会社は、ボーイング社の航空機納入の遅れや国内市場における業界全体の供給過剰などにより、COVID-19パンデミック後の立ち直りに苦戦している。
同社はプレミアムな旅行者を引き付けるために指定席と足元の広い座席を提供し、夜行便も開始する計画だ。詳細は9月26日に投資家に発表される予定だ。
ロイター通信は今週初め、サウスウエスト航空の普通株10%を保有するエリオットが、同社が取締役会の刷新を約束したにもかかわらず、依然としてCEOのロバート・ジョーダン氏を交代させたい意向を同社のトップ労働組合の1つに伝えたと報じた。
(バンガロールのスルビ・ミスラ記者による報告、ポール・シマオ記者による編集)
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